クラウドワークスには、「マイルストーン」という契約の形があります。
わかりにくいと思うので、解説します。
マイルストーン契約についてのご案内
マイルストーン契約とは?
マイルストーンとは、クラウドワークスの契約の1つの形で、
1本の契約の中で、何回かに分けてお支払いを行うためのものになっています。
たとえば、3ヶ月で終了の契約があったとします。
3ヶ月間、一度も納品・検収を行わずにいると、途中で作業が滞ってしまうかもしれませんし、また、ワーカー側も支払いが1度もないのはつらいものがありますよね。
そのため、1か月ごとに納品・検収を行い、3回繰り返したところで契約が終了する、といった形式の契約ができるわけです。
これをマイルストーンと言います。
具体的には?
具体的にはこんな感じです。
この例では、総額で1350円のお仕事を、3回に分けて納品していただく形になっています。
1回目2回目3回目の納期がそれぞれ決まっており、
1回目の納品をしたら、1回目のお支払いと2回目の仮払い、
2回目の納品をしたら、2回目のお支払いと3回目の仮払い、
3回目の納品をしたら、3回目のお支払い
という流れになります。
それぞれ仮払いの前には、途中終了の選択肢もありますので、納期遅れなどの場合には、そこで終了することもあります。
どんな時に使うの?
依頼から完了までの期間が長く、定期的に納品をしていただきたい場合に使用します。
同じ契約を何度も行う場合にも使用します
同じお仕事を何度も継続して行う場合にも、マイルストーン契約を使用する場合があります。
同じお仕事を何度も継続する際に面倒な点
たとえば記事作成の場合、5記事を作成すると契約が終了してしまい、継続するにはまた新たな契約を結ぶ必要があります。
新たな契約を結ぶときには、
・新たな契約を作る
・同意していただく
・こちらで仮払いを行う
という3STEPがあり、お互いのタイミングによっては、契約の成立までに時間がかかることが多々あります。
この手続きは、お互い非常に面倒ですよね。
マイルストーンで面倒な手続きを軽減
ところがマイルストーン形式を使うと、この面倒な手続きが、非常に楽になります。
たとえば、「納期1週間」「報酬450円」のお仕事があったとします。
これを、3回継続する契約を、マイルストーンにするとこうなります。
通常は、1週間で契約が終了なのですが、この契約の場合、1週間ごとに納品していただき、その都度お支払いと仮払いを行い、それを3回行ったところで終了になります。
これはたまたま「3回」ですが、この回数は任意で決めることができます。
これによって、先ほどの
・新たな契約を作る
・同意していただく
・こちらで仮払いを行う
というSTEPは、
・こちらで仮払いを行う
という1STEPだけで済むことになり、お互い非常に負担が減ることになります。
マイルストーンの長所
大きな長所はすでに申し上げた通り、負担が減ることです。
お支払いも、今まで通りのペースで行われますので安心です。
マイルストーンの短所
途中解約はできますが、心理的に、3回が終了するまで契約の終了はしにくいです。
それから、納期は最初に一度に決めてしまうため、途中でズレてきてしまうこともあります。
その場合には、「条件変更リクエスト」で修正することができますが、面倒なので、実際の納期はメッセージでやり取りし、そのまま続行することがほとんどです。